第2次世界大戦の終了時に核兵器を保有していたのは、世界中でアメリカ合衆国だけでした。しかし、その後、アメリカの若い研究者から情報を得たソピエト連邦は、核兵器の開発に成功しました。イギリスとフランスも、それに続きました。その後、しばらくの間、核兵器の世界的な管理を厳しくする流れが生まれ、中国が第五の核保有国になるまで、4か国にとどまっていました。中国が核保有国になって以降、インドとパキスタンの両国が核兵器を保有し、さらに中東のイスラエルやイランも核兵器があるとされています。最近では、北朝鮮が実験を繰り返し、核兵器の保有を世界に訴えています。